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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- シェール革命の衝撃 ⑬
2013-07-27-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 問われる日本の交渉力 = アメリカ政府の認可を受けて、いまテキサス州ヒューストン近郊ではシェール・ガスを日本に輸出するための大掛かりな工事が始まりつつある。ガスの引き込みと貯蔵、冷却工場、運搬船に積み込むための岸壁造り。工事が終わって、実際にガスの輸出が始まるのは17年になる。

ロシアやカナダ、オーストラリア、カタールなどもシェール・ガスを増産し、17年には輸出体制を整える計画だ。つまり4年後には、“シェールLNGの時代”がやってくる。世界最大のLNG消費国である日本にとっては、エネルギーの重荷から解放される絶好のチャンスだとも言えるだろう。

だが、すでに世界エネルギー地図の塗り替えは始まっている。カタールのシェール・ガスやアメリカの石炭がヨーロッパに流れ込み、売り先を失ったロシアは日本と中国に対して天然ガスの懸命な売り込みを始めた。アメリカやオーストラリアは需要の減った石炭を、アジア各国に輸出しようとしている。

もしかすると石油ショック以来ずっと続いたエネルギーの売り手市場は、買い手市場に変わるのかもしれない。そこで日本がいまどう動くか。実際の買い付けは電力会社と商社が行うが、その裏には政府の外交戦略がなければならない。むしろ世界エネルギー市場における日本の地位は、17年までに決まってしまうと考えるべきだろう。


    ≪26日の日経平均 = 下げ -432.95円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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