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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-09-15-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第14章 金融緩和って、なんだろう? ⑪

◇ 弱まった緩和政策の効き目 = “カネ余りの世の中”と言われますが、いったい世の中にはどれだけのおカネがあるのでしょう。その量は、世の中に流通している現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計で計ります。金融機関が日銀に預けている当座預金は、すぐに引き出せるので現金と同じと考えてください。

日銀の集計によると、このおカネの量は8月末の時点で177兆円でした。前月より2.1%の増加で、このところ毎月6兆円ずつ増えています。その主な原因は、日銀の量的金融緩和政策。日銀が市場から大量の国債などを買い入れ、その代金が金融機関に支払われることは前に説明しました。

こんどは金融機関の側からみてみましょう。金融機関の貸出残高は7月末で434兆円、前年より3.3%増えています。しかし金融機関が保有する預金量に対する貸出残高の比率を預貸率と言いますが、この比率は最近ずっと低下し続けています。7月末の預貸率は71.0%で、過去4年の間に7ポイントも低くなりました。

つまり預金の伸びの方が、貸し出しの伸びより大きいのです。日銀が緩和政策でおカネを大量に供給しても、企業や個人がそのおカネをあまり利用していないことが判ります。こうした状態を打開し、金融緩和政策の効果を高めるには、どんな方法があるのでしょうか。

                       (続きは来週日曜日)


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