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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-09-29-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第14章 金融緩和って、なんだろう? ⑬

◇ インフレと国債暴落のリスク = 安倍首相の決断で、消費税は来年4月から8%に引き上げられることになります。消費増税は景気を悪化させる要因になりますから、政府は5兆円の財政支出で景気をテコ入れする方針です。日銀も金融面から協力するため、さらに金融緩和を強化すると言っています。

いま日銀は月平均6兆円のペースで市場から国債などを買い上げ、それだけのおカネを放出しています。これが量的な金融緩和ですね。さらに緩和を強化するというのは、この買い上げ額を増やすということです。でも、すでに世の中はおカネでじゃぶじゃぶ。これ以上におカネを放出しても、景気にいい影響があるかどうかは疑わしいでしょう。

日銀がおカネの放出を増やせば増やすほど、その副作用も大きくなります。1つはインフレになりやすくなること。おカネの量が増えると、通貨の価値はしだいに下がります。すると同じモノを買うのに、より多くのおカネが必要になってしまう。つまり物価が上がる。これがインフレです。

もう1つは、国債の値段が暴落する危険性。日銀が大量の国債を買うことで、政府は国債の発行を減らして財政を再建するという努力をしなくなるかもしれない。みんながそう考えると、国債は売られて金利が上昇します。景気は下降するでしょう。インフレと国債価格の暴落―――こんなリスクにも目を光らせる必要があるのです。


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