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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-10-20-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第15章 消費税って、なんだろう? ③

◇ 古い歴史 = 消費税も大きく2つに分けることができます。1つは個別消費税と言って、たとえば酒税やタバコ税のように決まった品物にかけられる間接税です。もう1つは一般消費税と言って、たくさんの品物に同じ税率がかけられます。ノートを買ってもゲーム機を買っても自動車を買っても、みな5%の消費税がかかるのでしたね。

このうち個別消費税は、かなり古い歴史を持っています。16世紀の末に、スペインとの間で独立戦争をしていたオランダが軍事費を調達するために、取り入れたのが最初だと言われています。すぐにイギリスが似たような税金を作り、やがてヨーロッパ諸国に広がりました。やはり酒税が多かったようですが、なかには香水税などもあったそうです。

一般消費税の方は比較的新しく、1917年にフランスが実施した支払い税が最初だと言われています。その後もフランスでいろいろ形が変えられ、現在のような一般消費税の姿になったのは1954年でした。たくさんの品物に税金をかけるので、個別消費税よりも税収は多くなりますね。そこで1970年代には、イギリスやベルギーが導入。いまでは世界中の国が取り入れています。

いま財政が苦しい日本。来年4月からは消費税を8%に引き上げることになりましたが、この場合の消費税は言うまでもなく一般消費税を指しています。日本が最初に一般消費税を実施したのは1989年(平成元年)でした。そのときの税率は3%。それが97年に現在の5%に引き上げられ、間もなく8%になろうとしているわけです。

                         (続きは来週日曜日) 


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