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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-10-27-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第15章 消費税って、なんだろう? ④

◇ 消費税と内閣の命運 = 日本で消費税の話が持ち上がったのは、1978年(昭和53年)のことでした。当時の大平内閣が、石油ショックのあとの不況で税金の収入が落ち込んだのを補おうと考えたのです。ところが反対が強く、総選挙への悪影響を心配して実現しませんでした。87年には中曽根内閣が売上税という名前で国会に法案を提出しましたが、これも反対論が強く取り止めになっています。

その翌年の88年に、こんどは竹下内閣が消費税法案を成立させ、日本で初めての消費税が89年(平成元年)の4月から実施されました。税率は3%でした。ところが、その直後の参院選で自民党は大敗してしまいます。さらに94年には細川内閣が税率7%の国民福祉税を提案、これも反対が強くすぐ撤回しました。そして97年になって、橋本内閣が消費税の税率を5%に引き上げます。しかし、このときも参院選で自民党が大敗、橋本首相は退陣しました。

景気が悪くなって税収が減ると、政府は消費税を創設したり、その税率を引き上げようとしたのです。ところが国民の側にとっては、税金が増えることは好ましくありません。ですから消費税を作ろうとして失敗したり、作ると与党が選挙で負けたり。このように消費税は、日本の政治体制に大きな変化をもたらしてきたと言うことができます。

ここで、もう1つ付け加えておくことがあります。それは97年に消費税の税率を3%から5%に引き上げたときに、5%のうちの1%分は地方の自治体に配分することにしたことです。ですから、みなさんがいま100円のノートを買って5円の消費税を払うと、そのうちの4円は国へ、1円は地方の自治体に行くことになるのです。

                        (続きは来週日曜日)

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