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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-11-03-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第15章 消費税って、なんだろう? ⑤

◇ 北欧の税率は25% = いま国連に加盟している国は192か国。さて、このうち消費税を取り入れている国は何か国あるでしょうか。答えは145か国。それぞれ「小売り税」とか「付加価値税」とか名前はいろいろですが、世界ではこんなに多くの国々がいわゆる消費税を導入しているのです。税率が最も高いのはデンマーク、スウェーデン、ノルウェーの北ヨーロッパ3か国。税率は25%ですから、日本の5倍になります。

みなさんは100円のノートを買うと、5円の消費税を払いますね。これら3国の人たちは、100円のノートを買うと消費税を25円も払わなければなりません。でも北ヨーロッパ3国の人たちは「税金が高い」と、あまり文句は言わないのです。なぜかというと、これらの国では病気になったときの治療費や年金、あるいは失業したときの生活費補助など、国による福祉がとても充実しているからです。

たとえばスウェーデンでは、大学を含めて教育費はほとんど無料。ノルウェーでは育児休暇が54週間、しかも給料の80%を支給。デンマークでは失業しても、給料の80%分が4年間にわたって保証されるといったぐあいです。手厚い福祉には、おカネがかかりますね。だから消費税が高くても仕方がない。これが北ヨーロッパ3国の人たちの基本的な考え方なのです。

このような考え方を「高福祉・高負担」と呼んでいます。つまり国民は高い税金を負担しますが、その代わりに国は福祉の面で予算をたくさん使って国民の面倒をよくみるというわけです。ほかのヨーロッパ諸国も消費税の税率は20%前後ですから、ヨーロッパの国々は全体として「高福祉・高負担」型だと言えるでしょう。

                    (続きは来週日曜日)


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