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経済なんでも研究会
違憲判決で 判らないこと
2013-12-06-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 違憲と違憲状態の違いは? = 広島高裁岡山支部は11月28日、7月の参院選を「違憲」と判断し、岡山選挙区の選挙を「無効」とする判決を言い渡した。7月の参院選を巡っては、ほかに8高裁、5高裁支部で違憲訴訟を審理しており、12月26日までに判決が下される。その結果は「違憲」と「違憲状態」に分かれる公算が大きい。だが「違憲」と「違憲状態」の違いが、どうもよく判らない。

最高裁は昨年10月の判決で、前回10年の参院選を「違憲状態」と判定した。決して「合憲」ではないが、さりとて「違憲」でもないので選挙は「無効」ではないという判断。これに比べると、今回の岡山支部による判決はきわめて判りやすい。最高裁は改めて「違憲状態」の意味と「違憲」との違いを国民に対して明確に説明すべきではないだろうか。

そこで判らなくなるのが、最高裁と高裁の関係だ。各地の高裁が下した判決に対して、原告や被告が上告すれば最高裁が最終的な断を下す。要するに高裁のお目付け役だ。その最高裁が、一票の格差が最大5.00倍だった10年参院選に対して「違憲状態」の判断を示した。今回の7月選挙は最大格差が4.77倍。にもかかわらず岡山支部が「違憲―選挙無効」の判決を出したのは、一種の“造反”ではないのか。

もう1つ。その可能性は小さいかもしれないが、仮に最高裁が「違憲―選挙無効」の判決を出したら、どういうことになるのだろう。無効で失職した議員が関与した法律や予算は、廃棄されるのか。そうなったら前代未聞の大事件。だから最高裁は「違憲状態」という意味不明瞭な判決を考え出したのか。議員たちはそう考えて「一票の格差是正」や「定数削減」に、きちんと取り組まないのか。


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