FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
不可解な月例報告の表現法
2007-06-19-Tue  CATEGORY: 政治・経済
政府が18日に発表した6月の月例経済報告。景気の基調については「回復している」と、3か月前からの判断を変えていない。ただ内容については、前月に比べて生産がやや弱めに。その代わり、消費がやや強めに。その結果、回復の基調に変化はないと結論づけている。

この見方にさしたる異論はない。だが最近ずっと月例報告が採用している景気判断の表現方法には、大いに異論がある。たとえば今回の場合、生産については「横ばいとなっている」と表現した。前月は「このところ横ばいとなっている」だった。つまり「このところ」を削除したわけだが、これがどうして生産がやや弱くなったことを意味するのだろう。

また消費については、前月が「持ち直しの動きが見られる」だったのに対して、今月は「持ち直している」に。微妙な表現の差は解らないでもないが、とにかく役人的な独りよがりの言葉づかいだと思う。もともとはアメリカの連銀あたりが開発した手法だが、最近の月例報告はこうした”言葉あそび”を使いすぎてはいないだろうか。

あとで景気判断の間違いが判明したときに、いや「このところ」を削除したからと弁明できるように考えているのかと憶測してしまう。いっそのこと点数制にして、生産は前月の5点から4点に下がり、消費は3点から4.5点に上がった――とでも書いたらどうだろう。ずっと判りやすくなる。

    ≪18日の日経平均 = 上げ≫

    ≪19日の日経平均は? 予想=下げ

    Please click here ⇒ 人気blogランキングへ
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.