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経済なんでも研究会
中国経済の 不思議 (下)
2014-01-23-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 財政は破綻しないのか = 中国経済は13年に7.7%の成長を達成したが、その半分以上を公共投資が押し上げた。この点は中国政府も認めている。それでは、いったい公共投資をどのくらい支出したのか。この肝心な点が全く不明である。リーマン・ショック以来、中国政府は巨額の公共投資を続けているが、財政が破綻する心配はないのだろうか。

財政の状況をみると、13年の歳出は13兆8000億元。GDPの25%程度にとどまっている。国債発行残高は11年末で、わずか7兆2000億元。GDPの15.3%しかないというデータもある。日本の200%に比べれば微々たるものだ。こうした数字を見て、だから中国の財政余力は十分にあるという見方も少なくない。

ところが中央政府の財政余力は十分でも、地方政府の財政状態は危機的な状況だ。地方政府の債務残高は13年6月までの2年半に7割も増加。13年6月時点で、国と地方の債務残高は30兆元を突破したとも伝えられる。これは景気対策としての公共事業を、主として地方政府に支出させる中国独特のやり方によるものらしい。

しかも地方政府は、財源のほとんどを借り入れで賄っている。シャドウ・バンキングと呼ばれる非合法で高利な借金も多い。その結果、多くの地方でニュータウンの建設ラッシュを呼び、土地の値段も高騰した。このバブルがはじけると、地方政府は巨額の不良債権を抱え込むことになる。有名な投資家ジョージ・ソロス氏は「中国は近く財政で行き詰まる」と予言しているそうだ。
 

    ≪22日の日経平均 = 上げ +25.00円≫

    ≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ

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