FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
税収に見る個人所得の伸び悩み
2007-06-29-Fri  CATEGORY: 政治・経済
06年度の国税収入が、予算額に達しない見通しとなった。補正後の税収予算は50兆4680億円。所得税と法人税とを合わせて、1兆円程度の不足になるという。ふつう税収の不足は、景気が停滞することから生じる。だが今回は違う。補正予算を組んだときに、所得税収と法人税収を過大に見積もったためだという。

補正後の所得税収は14兆5700億円。法人税収は15兆8000億円。ともに上積み額が大きすぎたわけだ。それでも歳出の使い残しや税外収入をやりくりして、新規の国債発行はしなくて済みそう。したがって財務省としては、そんなに大きな問題とは考えていない。それはそれでいい。

ただ発表された4月末までの税収実績を見ていて、考えさせられたことがあった。4月末までの税収を昨年4月末の数字と比べてみると、法人税は16%の増加だ。それに対して所得税は10%も減少している。税収の予算割れは過大な補正をしたためだが、前年比の増減はそれと関係ない。

法人税収の前年比増は、企業業績の好調さを反映したものである。それは当然と言ってもいいだろう。しかし所得税の減少にはちょっとびっくりした。やはり個人所得におカネが回っていないことの証明である。これで景気回復は長続きするのだろうか。心配である。

    ≪28日の日経平均 = 上げ≫

    ≪29日の日経平均は? 予想=下げ

    Please click here ⇒ 人気blogランキングへ



ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.