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経済なんでも研究会
最後に最大の試練 : バーナンキ議長
2014-01-29-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 進んでも止まっても大きな代償 = バーナンキFRB議長は29日、新しい金融政策を発表する。昨年12月に着手したばかりの金融緩和の縮小政策をもう一歩進めるのか、それとも一時休止するのか。どちらの道を選んでも、経済には悪影響が及びそうだ。世界中が固唾をのんで見守るなか、バーナンキ議長は任期最後となる苦渋の決断を迫られる。

アメリカ経済の順調な回復ぶりを背景に、FRBは昨年12月のFOMC(公開市場委員会)で金融緩和政策の縮小を決断した。具体的には市場に供給してきた毎月850億ドルの資金を、この1月から750億ドルに縮小。さらに年末にはゼロとする目標を設定した。この方針通りならば、29日に開くFOMCでは資金供給量をさらに650億ドルにまで減らすことを決定するはずだった。

ところが毎月20万人近く増え続けてきたアメリカの雇用者数が、12月になって激減した。そのうえ先週は中国の景況感が急低下。さらにアルゼンチンやインドなどから資金が流出、通貨の相場が急落するという事態が生じた。このためダウ平均株価は先週600ドル近くも値下がりしている。

仮にFRBが予定通り緩和の縮小政策を進めれば、こうした事態を助長することになる。しかし緩和の縮小を一時停止すれば、FRBがアメリカの景気に不安を持ち始めたと受け取られかねない。またFRBの12月の決断は誤りだったという批判も飛び出すだろう。バーナンキ議長の任期は今月31日まで。最後の最後になって、難問にぶち当たった。


    ≪28日の日経平均 = 下げ -25.57円≫

    ≪29日の日経平均は 予想 = 上げ

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