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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 再生可能エネルギーの 光と影 ⑦
2014-03-15-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ ワナに墜ちたヨーロッパ② = 再生可能エネルギーの買い取り制度には、大きな落し穴があった。買い取り価格が高ければ、発電設備の普及はどんどん促進される。だが発電量が増大すれば、電力会社の買い取り総額が急速に増加。電力会社はそのコストを電気料金に上乗せするから、企業と家庭の負担はうなぎ登りに上がってしまう。

買い取り価格を十分に下げれば、設備の普及がストップしてしまう。だが中途半端な下げ方だと、いくらかでも発電量は増えるから、電気料金は上がってしまう。電力の消費者は、こんな持続的な料金の上昇には耐えられない。電気料金への上乗せを止めれば、こんどは電力会社が経営難に陥ってしまう。

EPIA(ヨーロッパ太陽光発電産業協会)の集計によると、13年の世界の新規設備容量は3700万㌔㍗で、前年より24%増えた。中国が1位で前年比3倍の1130万㌔㍗。2位は日本で690万㌔㍗。3位はアメリカで480万㌔㍗となっている。ところがヨーロッパは前年比42%の減少。12年に首位だったドイツは55%減の330万㌔㍗にとどまっている。

太陽光や風力など再生可能エネルギーの開発は、ヨーロッパ諸国が先行した。特にドイツは04年に高めの買い取り価格を設定、太陽光発電設備の導入量では世界一の座に着いた。スペインやイタリアなども、世界ランキングの上位を占めていた。それが13年になると大きく後退したのは、いずれも買い取り制度のワナに墜ちたからである。

                       (続きは来週サタデー)


    ≪14日の日経平均 = 下げ -488.32円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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