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経済なんでも研究会
経常赤字国 ニッポン (下)
2014-03-13-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 危うい政府の成長目標達成 =  経常収支の大赤字が明らかになった日、内閣府は昨年10-12月期のGDP改定値を発表した。それによると、実質成長率は年率換算でわずか0.7%に縮小。速報値の1.0%から下方修正されている。この結果、13年の成長率も1.5%に低下した。12年の成長率1.4%はやや上回ったが「アベノミックス」や「金融の異次元緩和」が騒がれた割には冴えない数字である。

2月に公表された速報値と今回の改定値を比較してみると、家計の消費支出が前月比0.5%増から0.4%増へ下方修正されたことが大きく響いている。また企業の設備投資や民間の住宅投資も、速報値を下回った。そして輸入の増大が、やはり成長率の低下に大きく寄与している。これらの数字が、経常収支の大赤字と強く相関していることは否定できない。

政府は13年度の目標成長率を2.6%としている。しかし10-12月期の成長率が下方修正されたため、この目標は1-3月期の成長率が10%を超えないと達成できない。増税前の駆け込み需要が発生するとしても、その実現はムリだろう。13年度の成長率が目標を下回れば、14年度の見通しも低くなってしまう。

政府も14年度については、消費増税の影響もあるので1.4%に落ちると想定。安倍首相は、この程度の成長が確保できれば15年10月の消費税10%を決断する方針だ。だが決断の前提となる4-9月期の成長率がどれほどのプラスを確保できるのか、少々怪しくなってきた。輸入の増大による経常収支の赤字化は、こんなところにまで影響を及ぼしつつある。


    ≪12日の日経平均 = 下げ -393.72円≫

    ≪13日の日経平均は? 予想 =上げ

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