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経済なんでも研究会
イエレン新議長は 女教師型 ?(下)
2014-03-26-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 失言なのか意図的なのか = FRB議長の発言は、これまで複雑で難解なのが当たり前だった。たとえばバーナンキ前議長やグリーンスパン前々議長だったら「相当の期間というのは、あまり短くもなく長くもなくという意味だ」などと答えて記者団を煙に巻いたに違いない。だからイエレン議長の率直すぎる回答には、周囲の人もびっくりした。

イエレン女史は、この2月に就任したばかり。まだ慣れないから「緊張のあまり、つい本音を漏らしてしまった」とか「明らかな失言」といった批判も聞かれる。だが今回のFOMCでは、これまで「失業率が6.5%を下回っても、ゼロ金利は続ける」という従来の方針を撤回。失業率だけでなく「より幅広い材料を考慮する」方針に切り替えた。考え方がかなり違ってきたようにも受け取れる。

この失業率目標があったために、市場は毎月の雇用統計にある意味では振り回されてきた。特に雇用情勢が悪化すると、金融緩和が長引くと解釈されて、株価が上昇することもしばしば。景気が悪いと株価が上がる、という矛盾に満ちた反応が常態化していたと言える。

イエレン新議長は、こうした市場のねじれた考え方を修正しようとしているのではないか。景気の回復傾向が続き、金融の量的緩和が終了すれば、次は質的緩和も縮小して金利を上げる。金融政策の決定は、雇用統計だけでなく多くの経済指標を参考にして決める。この常識的な考え方を意図的に発言することで、市場を徐々に教育しようとしているようにも感じられる。

    ≪25日の日経平均 = 下げ -52.11円≫

    ≪26日の日経平均は? 予想 = 上げ

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