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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 再生可能エネルギーの 光と影 ⑩
2014-04-05-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 電気・ガス料金は過去最高 = 電力10社と都市ガス大手4社は先週、5月の新料金を発表した。これらのエネルギー料金は、主として使用する燃料費と再生エネルギーの買い取り金額、それに今回は消費税の増税分が加算されて決められる。このうち消費増税分は4月からではなく、5月から適用されることになった。料金の値上げはこれで4か月連続、過去最高の水準である。

料金は地域によってさまざまだが、全国でいちばん高い東京電力の場合を例にとってみよう。標準的な家庭の月額料金は8541円になる。4月に比べると430円の値上げ。このうち増税分が230円、再生エネルギー買い取りの転嫁分が116円、燃料費の増加が84円という内訳だ。大震災前の料金に比べると、40%に近い上昇である。

今後も料金は上がり続ける公算が強い。消費増税は来年10月までないが、燃料費は原発の再稼働が始まらない限り大きく減る見込みは薄い。その一方で再生エネルギー買い取りの転嫁分は、確実に増えて行く。政府は14年度の買い取り価格を引き下げたが、その水準はまだまだ高い。太陽光発電などへの新規投資は増え続け、電力会社の買い取り総額は増大せざるをえない情勢だ。

買い取り制度をいち早く導入したドイツでは、標準家庭の電気料金が月額1万円を突破。それ以上の値上がりを防ぐため買い取り料金を大幅に下げたところ、設備の普及が激減。制度は破綻してしまった。メルケル首相は、この夏までに新しい再生可能エネルギー政策を立て直すと言明している。どうやら日本も、このドイツが辿った道を周回遅れで歩んでいるように思われてならない。

                          (続きは来週サタデー)


    ≪4日の日経平均 = 下げ -8.11円≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】

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