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経済なんでも研究会
3月・満開 ⇒ 6月・梅雨寒む / 日銀短観
2014-04-02-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 先行きは予想以上に悪化 = 日銀は1日、3月に実施した企業短期経済観測調査の結果を発表した。それによると、大企業・製造業の業況判断指数はプラス17で、昨年12月調査を1ポイント上回った。この水準は07年12月以来の高さ。大企業・非製造業はプラス24で、前回調査より4ポイント上昇している。こちらは91年11月以来の高水準。

業況判断の好転は、中小企業にも及んでいる。中小企業全体の判断指数はプラス7。前回調査より4ポイント改善した。景気の回復傾向に加えて消費増税前の駆け込み需要が、企業の売り上げや利益を増大させたためとみられる。こうした現況判断をみる限り、企業の業績は絶好調。満開の状態にあると言えるだろう。

ところが花には嵐? 3か月後の先行き判断をみると、企業の予想は思ったより慎重だ。大企業・製造業はプラス8と、現況より9ポイントも低下すると予想している。大企業・非製造業は11ポイント、中小企業も5ポイント悪化するという回答だった。これは企業が増税による駆け込み需要の反動を、かなり大きいとみて警戒していることを示している。

慎重な先行き見通しを反映して、利益や設備投資についての姿勢も低い。全規模・全産業でみた14年度の経常利益は2.2%の減少。また設備投資計画も、4.2%減少する予想だ。政府は4-9月中に公共事業を集中するなどして、駆け込み需要の反動による景気の落ち込みを浅くする方針。その結果として企業経営者の慎重さを払拭できるかどうか。できないと、次回6月の短観は梅雨寒むの光景を描き出すことになってしまう。


    ≪1日の日経平均 = 下げ -35.84円≫

    ≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ

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