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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2014-04-13-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第16章 失業率って、なんだろう? ⑪

◇ 有効求人倍率の見方 = 雇用の状況を調べるときに、失業率と並んでよく使われる統計に「有効求人倍率(ゆうこうきゅうじんばいりつ)」があります。名前はむずかしいのですが、その内容は簡単。全国の公共職業安定所(愛称はハローワーク)に仕事を探しにきた人数と、会社が働く人を探している人数の割合なのです。ここで仕事を探しにきた人数を求職者数、働く人を探している人数を求人数ということを覚えておきましょう。

求人倍率は、求人数を求職者数で割って計算します。たとえば求人数が100人で、求職者数が80人だとすると、求人倍率は 100÷80=1.25 ということになります。逆に求人数が80人で、求職者数が100人だとどうなるでしょう。答は0.8ですね。ここからも判るように、求人倍率が1より大きいと「働く人が足りない状態」、1より小さいと「働く人が余る状態」を示しているのです。

では実際の数字を調べてみましょう。ここ5年ほど、倍率はずっと1を下回る状態が続いていました。景気が悪かったためですね。それが昨年10月に1を上回り、ことし2月は1.05倍になっています。景気がやっと回復し、人手がやや不足する状態になったことを示しています。

有効求人倍率はハローワークに仕事を探しにきた人、企業が働く人を探したいと言ってきた人数しか反映されません。たとえば雑誌やネットなどで職業を探したり、働く人を募集する人数は含まれません。また中学、高校、大学の卒業生についてもカウントされません。ですから雇用情勢をみる場合には、就業者数や失業者数、失業率と求人倍率や新卒の就職内定率などを総合的に分析する必要があります。

(続きは来週日曜日)


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