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経済なんでも研究会
東京市場に感染 / 金融緩和病 (下)
2014-04-16-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 重視される日銀総裁の発言 = 黒田総裁が金融の“異次元緩和”をブチ上げたのは、昨年の4月4日。したがって8日の記者会見は、この1年を総括する意味もあった。ところが市場関係者のなかには、2年目を迎えて新たな金融緩和策を打ち出すのではないかという期待も芽生えていたことは確か。1年を経て異次元緩和の効き目が薄れてきたこと、それに消費増税の悪影響を少しでも軽減する必要があるのでは、と考えたからである。

しかし単なる「期待外れ」を、ただちに大量の円買い・株売りにつなげる手法は新しい。こうして他の投資家を巻き込み、相場の上下動を拡大する。この手法は、アメリカの金融緩和病に見られる症状と全く同じだ。今回の円買い・株売りも、おそらくはアメリカ系のヘッジ・ファンドが主導したものと思われる。

もともとリーマン・ショックのあと、日米の株価は中央銀行による強力な金融緩和政策によって回復した。だから市場が金融緩和政策を重視するのは、むしろ当然かもしれない。だが、それが行き過ぎると異常な現象を起こす。たとえば景気がいいと株は売り。あるいは株価の下がること自体が、中央銀行の政策に影響を及ぼしかねない。

こうした異常現象を排除するためにアメリカのイエレンFRB議長は就任以来、雑音には耳を傾けず金融緩和縮小の路線を守っている。このためアメリかでは、金融緩和病がやや下火になってきた。その代わりと言ってはなんだが、こんどは日本に伝染してきたようだ。やや口数の多い黒田総裁、今後は“唇寒し”とならぬようご用心を。


    ≪15日の日経平均 = 上げ +86.65円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ

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