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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 再生可能エネルギーの 光と影 ⑬
2014-04-26-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ エネルギー計画は闇の中 = 東日本大震災の前、日本では54基の原発が稼働していた。その当時、発電に使用されたエネルギーの比率は、原子力とLNG(液化天然ガス)がともに29%で最大。再生可能エネルギーは1%にも満たなかった。それが今後はどうなって行くのか。現状では全く判らない。

政府は先ごろの閣議で、新しい「エネルギー基本計画」を決定した。ところが、そこに書かれていたのは「安全性が確認された原発から再起動する」「再生可能エネルギーは、30年には約2割の比率を上回ることを目標にする」の2点だけ。ほかの原油やLNG、水力などの比率については全く言及していない。将来のエネルギー計画とは言えない、お粗末な基本計画になってしまった。

その原因は、原発についての見通しが立たないためである。原発は再稼働されるのか、されないのか。再稼働されるとしたら、いつから何基ぐらいが動き出すのか。それが不明だから、エネルギー計画など作りようがない。仕方がないから現在は、火力発電を増強してしのいでいる始末。このため燃料の輸入が激増、貿易収支は大赤字を出し続けている。

エネルギーの大消費国である日本が、長期間にわたってその調達・供給計画が立てられないというのは異常な事態である。原発の再稼働が想定される限り、再生可能エネルギー産業の将来に確固たるビジョンは立てにくい。そのうえ電力料金の高騰を抑えるため、電力会社の買い取り価格は急速に引き下げられるだろう。政府のエネルギー政策は、破綻に近づいているのではないか。


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