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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2014-04-27-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第16章 失業率って、なんだろう? ⑬

◇ 株価と失業率の不思議な関係 = アメリカではここ数年、雇用統計に大きな関心が集まっています。というのも雇用統計の結果、あるいは事前の予測でさえも、株価を大きく動かすことが多いからです。しかも失業率が下がったのに株価は下落。こんな奇妙な現象もしばしば生じています。なぜでしょう。

08年秋に起こったリーマン・ショックによる不況を克服するため、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備理事会)は徹底的な金融緩和政策を断行しました。金利をゼロ近くにまで下げ、さらに市場から大量の国債などを買い入れることで、巨額の現金を民間に供給したのです。当時の失業率は10%に届きそうな高さ。FRBは「失業率が6.5%に下がるまではゼロ金利政策を止めない」と宣言しました。

こうした金融緩和政策の効果もあって、アメリカの景気は回復。株価も史上最高値に近い水準で推移しています。しかし景気が良くなれば、金融緩和は必要がなくなる。だから雇用統計の結果がいいと、金融緩和政策は縮小される。すると株式市場への資金流入も減少する。株式は売りという考え方が強まってしまったのです。

実例をみてみましょう。アメリカ労働省は今月4日、3月の雇用統計を発表しました。その内容は、失業率は6.7%で前月と変わらず。農業を除いた雇用者数は19万2000人と、予測を上回って増加したのです。本来ならばアメリカ経済の順調な回復ぶりが好感されて、株価は上がるはずですね。ところが4日のダウ平均株価は160ドルも下げてしまいました。

                          (続きは来週日曜日)


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