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経済なんでも研究会
短観を見て、考え込んだこと
2007-07-03-Tue  CATEGORY: 政治・経済
日銀は2日、6月の企業短期経済観測を発表した。結果が日銀の利上げにとって追い風となるのか注目されたが、大企業・製造業の業況判断(「良い」-「悪い」)はプラス23。大企業・非製造業はプラス22。ともに3月の調査と変わらなかった。追い風ではないが、逆風でもないというところだろう。

大企業だけを見れば、ゆるやかな景気上昇を裏付ける数値だと言える。しかし中小企業からの回答を見ると、業況判断は製造業が3月時点のプラス8からプラス6へ減少。非製造業はマイナス6からマイナス7へと悪化した。この数値からは、景気がいいという判断は出てこない。

最近は工業原材料や食料が値上がりしている。また人手不足で人件費も上がり始めた。だが消費者物価は、まだ前年比マイナスの状態を続けている。そのギャップを多くの中小企業が負担し、経営が苦しくなっているのではないか。この短観でも、中小企業の仕入れ価格についての回答(「上昇」-「下落」)は3月時点の43から51に跳ね上がった。

もう1つ。6月20日に内閣府と財務省が発表した法人企業景気予測調査との整合性。この調査では、大企業から中小企業にいたるまで全業種の景況判断がマイナスになっている。調査対象は異なるにしても、調査方法はほとんど同じ。どちらを信用したらいいのかしら。

      *法人企業景気予測調査については、6月21日のブログを参照してください。

    ≪2日の日経平均 = 上げ≫

    ≪3日の日経平均は? 予想=上げ

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