FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2014-05-11-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第16章 失業率って、なんだろう? ⑮

◇ 希望する仕事が見つからない = 13年平均の失業率は4.0%で、前年より0.3ポイント低下しました。リーマン・ショックのあとの09年、10年はともに5.1%でしたから、この3年間で1.1ポイント改善したことになります。それでも東京オリンピックが開催された1964年ごろの1.2%、25年前の84年の2.3%には、とても及びません。

失業率が高くなってしまった最大の原因は、日本の経済成長率が鈍化したためです。しかし原因は、必ずしもそれだけではありません。失業している人に「なぜ就職できないのか」を聞いてみると「年齢などの条件が合わない」とか「勤務時間などの希望が合わない」などの答えのなかで「希望する仕事が見つからない」という回答がいちばん多くなっています。

たとえば、かつての高度成長期には、仕事もたくさんあったことは確かです。しかし同時に人々は生活水準の向上に必死で、仕事の選り好みなどはしていられませんでした。これに対して現代は、世の中が豊かになって「希望しない仕事には就かない」人が増えていることも事実でしょう。

もちろん、どんな仕事でもいいと懸命に職を探している人も少なくありません。13年の場合、過去1年間に職を失った人は95万人。そのうち前職が正規雇用者だった人が46万人もいます。その多くは、一家を支える大黒柱なのではないでしょうか。労働力調査は、こんな数字まで描き出しているのです。

                        (続きは来週日曜日)


           ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.