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経済なんでも研究会
運にも見放された? 民主党
2014-05-15-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ もう少し頑張っていたら = 「直近の景気の谷は12年11月だった」--政府は近く景気動向指数研究会を開いて、こう認定する。つまり最近の景気は12年11月が底、12年12月からは上昇期に入ったことになる。記憶をたどれば12年11月は民主党の野田首相が衆議院の解散を表明した月。12年12月は総選挙で自民党が圧勝、安倍内閣が発足した月だ。

日本は戦後15回の景気循環を経験した。景気は財政・金融政策によっても上昇・下降するが、経済の自律的な力でも変動する。たとえば設備投資や在庫投資の過剰や不足、建築物の耐用年数など、さまざまな要因が重なることによって、景気は変動すると考えられている。

周知のように、現在の景気回復はアベノミックスが原動力となっている。だが安倍内閣の誕生は12年の12月末。その効果が現われ始めたのは、どんなに早くみても13年になってからだ。景気が自律的な回復を始めた直後のアベノミックス。だから景気を押し上げる力は大きくなったと言えるだろう。

仮に野田首相がもう少し我慢していたら、どうだろう。やはり景気は12年12月から上向き始めていたに違いない。したがって、あと数か月後の解散・総選挙だったら景気は上り基調。それでも民主党は負けたに違いないが、あれほどの惨敗は喫しなかったかもしれない。民主党は、運にも見放されたようだ。


    ≪14日の日経平均 = 下げ -19.68円≫

    ≪15日の日経平均は? 予想 = 下げ

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