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経済なんでも研究会
燃料輸入増に 耐えられるのか
2014-05-14-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 輸出は健闘しているが = 財務省は12日、13年度(13年4月-14年3月)の国際収支状況を発表した。それによると、モノ・サービス・配当金など海外とのおカネのやり取りを示す経常収支は、わずかに7899億円の黒字。前年度の黒字額を3兆4000億円も下回り、過去最少となった。最大の原因は貿易面で、燃料の輸入が激増したことにある。

貿易収支の赤字額は10兆8600億円にのぼった。この赤字額は前年度の2倍に近い。輸出は69兆8000億円。前年度より12.2%増加した。最近「日本が貿易赤字国に転落したのは、輸出力がなくなったため」という説が横行している。しかし輸出は1割以上も伸びており、赤字を輸出のせいにするのは間違いだ。

赤字の原因は輸入にある。輸入は80兆6700億円、前年度を19.6%も上回った。輸入が増加したのは、言うまでもなく火力発電用の燃料輸入が主因。たとえば原油・粗油の輸入額は2兆3000億円で、前年比18.4%の増加。LNG(液化天然ガス)は1兆1300億円で、18.2%の増加だった。

このほかサービス収支は3兆6000億円の赤字。しかし利子や配当を中心にした所得収支が15兆2300億円の黒字を稼いで、経常収支をなんとか黒字の領域にとどめている。ただ電力需要が増大する夏場に向けて、燃料輸入はさらに増大するかもしれない。円安が進んでも、輸入額は増えてしまう。経常収支がいつまで黒字の領域にとどまれるか。非常に心配な情勢である。 


    ≪13日の日経平均 = 上げ +275.92円≫

    ≪14日の日経平均は? 予想 = 下げ

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