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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- ヨーロッパ経済の復調 ④
2014-05-31-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 頭が痛い高失業率 = EUが最も頭を痛めている問題は、高い失業率がなかなか下がらないことだ。域内28か国の13年の失業率は10.8%。EU委員会の予測でも、14年が10.5%、15年が10.1%と下がり方はきわめて鈍い。ユーロ圏18か国に限ると、13年が12.0%、14年の予測は11.8%でもっと悪い。

EU全体よりもユーロ圏の失業率が高いのは、ユーロ圏内のギリシャとスペインの失業率が飛び抜けて高いからだ。13年の失業率はギリシャが27.3%、スペインが26.7%だった。ともに4人に1人以上が失業していたことになる。14年の予測をみても、ギリシャが26.0%、スペインは25.5%という状態。

14年の予測で失業率が低いのは、ドイツの5.1%、オーストリアの4.8%など。他の主要国ではフランスが10.4%、イタリアが12.8%、ユーロ圏外のイギリスは6.6%などとなっている。失業率が高い諸国で特に目立つのが、若年層の失業率。たとえばギリシャとスペインの若年層は、なんと失業率が50%を超えている。

こうした失業率の高さは、当然ながら国民の不満を増大させる。デモやストが頻発し、選挙のたびに政権側が敗北することも珍しくなくなった。失業率を下げるためには、景気をもっとよくするしかない。しかし多くのヨーロッパ諸国は財政に余裕がない。そこでECB(ヨーロッパ中央銀行)は数日中にも政策金利を引き下げ、日本やアメリカと同様にゼロ金利政策を断行するものとみられている。

                                (続きは来週サタデー)


      ≪30日の日経平均 = 下げ -49.34円≫

      【今週の日経平均予想 = 2勝3敗】

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