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経済なんでも研究会
キズは浅かった : 5月の新車販売
2014-06-04-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 軽自動車が大健闘 = 自動車販売業界の集計によると、5月の新車販売台数は36万3370台で、前年比1.2%の減少にとどまった。4月の5.5%減少から明らかな改善をみせており、消費増税の駆け込みに伴う反動減が予想外に浅かったことを示している。特に軽自動車の販売は、全く落ち込んでいない。

内訳をみると、登録車は20万6906台で前年比5.6%の減少。4月の11.7%減少に比べると、減少幅は半分になった。その一方で軽自動車が大健闘。販売台数は15万6464台で、前年比5.3%の増加だった。軽自動車は4月も販売を2.9%伸ばしており、増税の反動現象は全く現われなかったと言っていい。メーカー別では、軽自動車の多いスズキ、ホンダ、日産が販売台数を大きく伸ばした。

軽自動車の健闘は、価格が安いために増税による消費者の負担が小さかったこと。メーカー各社が反動減に備えて、新型車を大々的に売り出したことによる。ただ、こうした効果が今後も持続し、販売台数が右肩上がりで増えて行くかどうかはまだ定かでない。6月のボーナス商戦が、業界にとっては次の踏ん張りどころになるだろう。

自動車産業のすそ野は、きわめて広い。したがって、その反動減が予想より浅いことは、製造業全体の反動減が小さくなることを意味する。それはまた4-6月期のGDPの落ち込みが、浅くなることにもつながってくるだろう。この意味で、5月の新車販売が健闘したことは、経済の先行き見通しを明るくしたと言える。


      ≪3日の日経平均 = 上げ +98.33円≫

      ≪4日の日経平均は? 予想 = 上げ

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