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経済なんでも研究会
イエレン女性議長の勝利
2014-06-10-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 緩和縮小の王道を行く = アメリカ労働省は6日、5月の雇用統計を発表した。それによると、最も注目された非農業雇用者数は前月より21万7000人の増加。事前の予測を大きく上回った。ことし2月からは、ずっと月間20万人以上の増加を続けている。これでリーマン不況による雇用者の減少860万人分を、完全に取り戻した。

この発表を受けて、ニューヨーク株式市場では株価が上昇。ダウ平均は1万6924ドルと、再び史上最高値を更新した。ハイテク株の多いSP500も新高値を付けている。5月の新車販売台数が前年比11.4%も増加するなど、個人消費も好調に推移。企業収益の先行き予想も上方修正されるなど、市場では急速に楽観論が広がっている。

これまでニューヨーク市場では、景気回復を示す経済指標が発表されると株価はしばしば下落した。FRBによる金融緩和政策の縮小につながり、市場への資金流入が細るだろうと考えられたからである。しかし今回は、こうした懸念が全く顔を出さなかった。市場は素直に景気の回復と企業収益の拡大を、きわめて前向きに評価している。

この現象は、ことし2月にFRBの新議長に就任したイエレン女史の勝利を意味している。彼女は就任以来、一貫して金融緩和政策の縮小を続けると言い続けてきた。このため市場もここへきて「金融緩和=株高」の論理を捨てざるをえなかったのだろう。これで緩和政策の縮小にも、明確な道が開けた。FRBは今月17-18日にFOMC(公開市場委員会)を開き、量的緩和のさらなる縮小を堂々と決めるだろう。  


      ≪9日の日経平均 = 上げ +46.76円≫

      ≪10日の日経平均は? 予想 = 上げ

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