FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- ヨーロッパ経済の復調 ⑦
2014-06-21-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 手詰まりの金融政策 = ECB(ヨーロッパ中央銀行)は先週の理事会で、政策金利を0.15%に引き下げた。同時に、民間金融機関からの預り金に対する利子をマイナス0.1%とすることも決定している。金融機関は中央銀行におカネを預けると損をするわけで、ECBへの預け金は必要最小限にとどめるものと予想される。

金融機関は手元に戻したおカネを、企業への貸し出しに充てる。ECBはその景気浮揚効果を狙ったわけだ。ところが景気が低迷していれば、企業はおカネを借りてくれない。日本やアメリカはそう考えて、リーマン・ショック後の不況時にもマイナス金利政策は導入しなかった。その代わりに日米両国は、中央銀行が市場から国債などを買い入れる量的金融緩和を実施した。

ところがユーロ圏の場合は、量的緩和政策がやりにくい。というのも圏内のどの国から、どれだけ国債を購入するのか。アメリカや日本のように一国ではないから、微妙な問題が付きまとう。流動性の増加を望まない国もあるので、一斉に買い付けるわけにもいかない。そこでマイナス金利を採用した。

しかしユーロ圏の企業動向をみると、業績は少し上向きだが回復力は弱いのが現状。金融機関の企業向け融資は、この3-4月で前年割れとなっている。少なくとも金融機関は国債を買い始めたようで、国債の利回りは各国で低下した。また今回の金融政策で、ユーロ相場も下落している。だが肝心の景気回復が進まないと、ECBには残された手段があまりない。

                                    (続きは来週サタデー)


      ≪20日の日経平均 = 下げ -11.74円≫

      【今週の日経平均予想 = 5勝0敗】

                ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.