FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
円高を容認するムード : 市場の変心?
2014-06-24-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 輸出より輸入を重視? = 先週19日の東京株式市場。為替市場では円の対ドル相場が急伸、1日で40銭近くも上昇した。にもかかわらず日経平均は、この日245円と大幅に上げている。これまでの経験では、円相場がこれだけ上昇すれば株価は下落するのが常識。何か重要な上げ材料が出現したわけでもない。市場では、何が起こったのだろう。

すぐに思い付くのは、最近ガソリン価格が高騰していることだ。先週の小売り価格は、全国平均で1リットル=167円。8週連続の上昇となった。直接の原因はイラク情勢の緊迫だが、円安による輸入価格の上昇も一因である。したがってガソリン価格に関する限りは、為替が円高に振れた方が好ましい。

日本の貿易は完全な赤字基調。13年度の貿易赤字は10兆9000億円に達した。円安は輸出にとってはプラス要因だが、輸入価格を上昇させる。輸入額が輸出額をこれだけ上回っているのだから、いまの日本経済にとっては適度な円高の方がメリットは大きいはず。円高になれば、燃料や食料の輸入価格も安くなる。

ところが株式市場の代表的な銘柄には自動車や電機など、輸出メーカーが多い。このため市場は「円安⇒輸出メーカーの利益拡大⇒株価の上昇」という思考に疑いを持たなかった。その思考が、ようやく揺らいできたのではないだろうか。こんな考え方はまだ早計かもしれない。しかし市場の深層では、何か思考の変化が生じているような気がしてならない。


      ≪23日の日経平均 = 上げ +19.86円≫

      ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ

                ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.