FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
深刻! エネルギーの現況 (下)
2014-06-27-Fri  CATEGORY: 政治・経済
太陽光発電は政策ミス = 長期的に原発の依存度を下げ、さらに海外からの燃料輸入を減らすためには、再生エネルギーの普及が欠かせない。政府もこの普及を促進するため12年7月、再生エネルギーによる発電を電力会社に強制的に買い取らせる「固定価格買い取り制度」を導入した。しかし結果として、いま再生エネルギー市場は大混乱に陥っている。

資源エネルギー庁の発表によると、買い取り制度を導入してからことし3月までの間に、政府が認定した再生可能エネルギーの発電設備容量は6864万2000㌔㍗に達した。なんと原発57基分に匹敵する。したがって、これらが仮にフル稼働すれば原発は不要になるはず。ところが実際に運転を始めた設備は895万4000㌔㍗にすぎない。

その大半は太陽光発電。認定分は6572万6000㌔㍗、実際に稼働した分は871万5000㌔㍗で認定分の13%にとどまっている。これは高い買い取り価格のうちに、権利だけを取得しておこうという業者が多いためだ。この権利が転売されるなど、投機的な市場を生み出してしまった。経済産業省は土地や設備を準備していない業者への認定を取り消したりしているが、氷山の一角でしかない。

大問題は、電力会社が買い取りに要したコストをそのまま電気料金に上乗せできる制度。このため電気料金は震災前と比べて、家庭用は2割、産業用は3割も上昇してしまった。対応策として経産省は買い取り料金を引き下げる方針だが、料金が下がれば再生エネルギーの普及にはストップがかかる。また権利をすでに取得した業者が発電を始めれば、電気料金はさらに上がらざるをえない。この大問題について、エネルギー白書は全く触れていない。


      ≪26日の日経平均 = 上げ +41.88円≫

      ≪27日の日経平均は? 予想 = 上げ

                 ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.