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経済なんでも研究会
生産統計が教える 問題点
2014-07-01-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 自動車と情報通信に不安が = 経済産業省は30日、5月の鉱工業生産統計を発表した。それによると、生産は前月比0.5%の増加。出荷が1.2%減少したため、在庫は2.9%増加している。同時に発表した生産の予測調査では、6月に0.7%減少するものの7月は1.5%の増加に戻る見通し。こうした結果を受けて、経産省では「生産は横ばいの傾向を続けている」という基調判断を変えなかった。

ただ統計の内容をよく読むと、心配な点もいくつかある。まず自動車を中心とする輸送機械工業の在庫が、大幅に積み上がったこと。5月の生産は1.9%増加したが、出荷は4.8%の減少。この結果、在庫が27.3%も増えてしまった。このため生産の予測も6月は4.1%、7月も1.0%の減少になる見通し。消費増税の影響が尾を引くことになる。

もう1つは、情報通信機械工業の動向。主な製品はパソコンやデジタル伝送装置など。5月の生産は9.3%の大幅な減少だった。出荷は4.8%減って、在庫は1.1%増加している。生産は2月から4か月連続で減少した。予測をみても、6月は5.7%、7月は10.3%の減少が続くと見込まれている。

鉱工業生産全体に占めるウェートは、輸送機械が19%、情報通信が4.5%。この2つの業種で4分の1近くを占める。したがって、この2つの業種の生産調整が長引けば、鉱工業全体の生産も上がりにくい。結果として4-6月期と7-9月期のGDP成長率も、頭を抑えられる心配がある。


      ≪30日の日経平均 = 上げ +67.10円≫

      ≪1日の日経平均は? 予想 = 下げ

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