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経済なんでも研究会
サタデー自習室――少子高齢社会の問題(8)
2007-07-21-Sat  CATEGORY: 政治・経済
8)痛み分け方式 = このまま行くと、2050年には現役世代の負担がいまの3倍になるという試算もある。そんなことは、現実問題として不可能だ。日本の社会福祉制度を崩壊させないためには、受給者と拠出者、それに政府の3者が痛みを分かち合うしかない。その方向でのいくつかの施策が、すでに動き出している。

受給者については、まず年金の受給年齢をしだいに引き上げて行く。また厚生年金の場合、たとえば平均的な収入があった世帯は現役世代の手取り平均年収の59%を受け取れる計算だったものを、しだいに引き下げて50%程度にする。

高齢者については、たとえば70歳以上で現役並みの所得がある人は、医療費の自己負担比率が昨年10月から2割→3割。また70-74歳は、来年4月から1割→2割。厚生労働省の試算だと、65歳以上の夫婦世帯(収入379万円の場合)が支出する税金、保険料、医療費の自己負担額は、01年度に約96万円だったものが07年度には約155万円に跳ね上がった。

一方、拠出者側の負担については、たとえば厚生年金の保険料は現在の年収の約15%(労使折半)から、2017年までに18.3%へと段階的に引き上げられる。それでも足りなければ消費税の引き上げというのが、いま考えられているシナリオである。しかし、その前に政府自身も行政改革や歳出カットを強力に進めなければ、国民の理解と協力は得られない。

                  (続きは来週サタデー)

    ≪20日の日経平均 = 上げ≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝1敗】

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