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経済なんでも研究会
ポルトガルの 遠雷 : 信用不安なし
2014-07-15-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 首をすくめた株式市場 = ポルトガルで先週、一発の雷鳴がとどろいた。最大の銀行バンコ・エスピリト・サントの持ち株会社が、デフォルト(債務不履行)を引き起こした事件である。ポルトガルといえば、4年前にはギリシャに続いて財政危機に陥り、南ヨーロッパの信用不安を増大させた国。その連想があるから、世界の株式市場では一気に警戒感が高まった。

バンコ・エスピリト・サントの総資産は806億ユーロ(約11兆円)。創業者一族が持ち株会社を作って、銀行のほか病院やホテルなどを傘下に置いている。バンコ・エスピリト・サントの株式を87.5%保有しているが、その経営内容はよく判らない。ただコエリョ首相によると、銀行自体の経営内容は健全だという。

ポルトガル経済の状態も、4年前に比べてかなり改善している。GDP成長率は13年のマイナス1.4%から、14年はプラス1.2%に上昇する見込み。ことし5月には、EUやIMFによる支援状態から抜け出している。したがってバンコ・エスピリト・サントが行き詰まる可能性は小さいうえに、仮に銀行が経営不振に陥ってもポルトガル国債が売り叩かれるような事態は想定しにくい。

先週は雷鳴に驚いて、イタリアやスペインの株価が下落。ユーロ相場も低落した。ニューヨーク市場でもダウ平均の足を引っ張り、ドル相場を下げている。このため円相場が対ユーロ、対ドルともに上昇して、日経平均を5日間続落させる一因となった。しかし今週まで、その状況が継続することはないだろう。


      ≪14日の日経平均 = 上げ +132.78円≫

      ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ

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