FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- ヨーロッパ経済の復調 ⑫
2014-07-26-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 反EU勢力の台頭 = 第3の対立は、EUそのものを否定する反EU政党の進出となって現われた。5月下旬に行われたヨーロッパ議会の選挙は、驚くべき結果だった。ヨーロッパ議会というのは各国の議会とは別に、加盟28か国から選出される議員で構成されるEUの立法機関。議員定数751人の2割を超す議席が、反EU政党で占められることになってしまった。

国別でみると、フランスでは反EUの国民戦線が得票率25%で首位。オランド大統領が率いる社会党は14%しか獲得できなかった。ほかにイギリスではEU離脱を主張する独立党が首位。デンマークやギリシャでも、反EUを掲げた政党が最大議席を獲得している。

この結果、ヨーロッパ議会ではEU擁護派の中道右派・人民党が60議席を減らしたものの、212議席を獲得して第1党の座を死守している。また各国から選出された反EU政党の議員は極右と極左に分かれているため、協力する可能性はない。したがって、こんどの選挙でヨーロッパ議会の性格が大きく変わるとは考えられない。

しかし選挙で反EU政党が台頭したことに、各国政府は強い衝撃を受けている。反EU勢力の進出は、景気回復の遅れが基本的な原因だと分析。フランスやイタリア、それにスペインでも、政府は減税を実施することになった。こうした観点からも、EUの景気回復は不可欠の課題と目されている。だが景気対策を講じれば、財政再建には支障が出かねない。EUの悩みは果てしなく続く。


      ≪25日の日経平均 = 上げ +173.45円≫

      【今週の日経平均予想 = 2勝2敗】

                 ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.