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経済なんでも研究会
親切心がアダ? : FRB vs 市場
2014-08-05-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 最後通告と受け取った市場 = FRB(連邦準備理事会)は先週30日に開いたFOMC(公開市場委員会)で、量的金融緩和の縮小を予定通り継続することを決定した。具体的には国債などの買い入れを、8月は250億ドルに減らす。この決定のあと、イエレン議長は記者会見で「量的緩和は10月に終了する見込み。そのあとの政策金利引き上げは、長期失業者やパートタイマーの動向、さらには一般的な賃金水準の状況までよく見て時期を決める」と説明した。

FRBの緩和政策縮小は、これまで非農業雇用者の増加数を重視して決定されてきた。しかし量的緩和が終わったあとに続く政策金利の引き上げは「雇用者数だけではなく長期失業者や賃金の動向までじっくり見て決めますよ。だから慌ててやるようなことはしません」というのがイエレン議長の真意だったことは明らかだ。

イエレン議長は、市場に無用の動揺を与えないように配慮したのだろう。だが市場は、この発言をFRBの最後通告と受け取ったようだ。長期失業者や賃金の動向までみて、利上げへの用意周到な環境づくりをする決意の表明と読み取ったわけである。この日、ダウ平均株価は317ドル下落した。

あくる1日、労働省が7月の雇用統計を発表した。非農業雇用者の増加数は20万9000人。これで雇用者の増加数は6か月連続で20万人を超えている。FRBの緩和政策縮小が正当であることを裏づけした形。これら雇用者の平均時給は24ドル45セントで、前年より2.0%増加している。この発表をうけて、ダウ平均は70ドルの続落となった。


      ≪4日の日経平均 = 下げ -48.61円≫

      ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

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