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経済なんでも研究会
ドイツが マイナス成長に (下)
2014-08-20-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 量的金融緩和の公算 = 失業問題を改善するためにも、EUにとって成長率の引き上げは不可欠である。しかしギリシャに端を発した信用不安の教訓もあって、各国は財政支出を安易には増やせない。そこでECB(ヨーロッパ中央銀行)は6月、政策金利をゼロに近づけると同時に、金融機関からの預り金に手数料を取る異例のマイナス金利政策を導入した。

だがロシアとの経済摩擦が発生したとしても、4-6月期の成長率は鈍化してしまった。この結果は、ECBの金融政策が不十分なことを意味している。したがってECBは、金融の量的緩和政策に進まざるをえないだろう。日本やアメリカの中央銀行がすでに実施している、市場から国債を購入することで流動性をバラ撒くやり方だ。

ところがユーロ圏の場合は、18か国がそれぞれに国債を発行している。ECBがどの国の国債を、どれだけ買い入れるかは政治的にも技術的にも、なかなか難しい。これまではドイツが量的緩和政策には強く反対しており、ECBもその導入を検討することさえできなかった。

そのドイツがゼロ成長に陥った。ロシアに対する経済制裁も、いまのところ解除の見通しはない。したがってECBとしても、最後の手段である量的緩和政策に踏み切らざるをえないのではないだろうか。量的緩和の出口に近づいたアメリカ、真っ最中の日本、入り口に立つヨーロッパ。次の金融政策地図が見えてきた。


      ≪19日の日経平均 = 上げ +127.19円≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ

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