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経済なんでも研究会
“9月”が決める 10%消費税 (下)
2014-09-05-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ カギ握る個人消費 = 景気の先行きをみるうえで、最も気になるのは個人消費の動向である。家計調査によると、7月の実質消費支出は前年比5.9%も減少。6月の3.0%減少より悪化した。ボーナスの支給で改善が期待されたが、悪天候でエアコンや旅行などへの支出が抑えられたのだろう。しかし、その根底には、物価高で勤労者世帯の実収入が6.2%減ってしまったことがある。

8月も各地で大雨が降った。9月は秋晴れに恵まれて、消費支出が一挙に回復する可能性もないではない。また円安の進行で株価が上昇し、その資産効果が消費の拡大を後押しするかもしれない。しかし円安が進みすぎれば輸入物価が上昇、電気代の値上げなどで家計の実収入を押し下げる懸念もある。

改造後の安倍政権が、景気対策を打ち出すという期待も大きい。おそらく地方経済の振興を柱に、公共事業の増額を考えるだろう。だが人手不足や原材料費の高騰というネックを、どのように乗り越えられるのか。また円安で輸出が伸びるかもしれない。しかし貿易赤字の状態では、輸入価格の上昇が景気のマイナス要因になってしまう。

消費増税の影響で、4-6月期の景気は大幅に落ち込んだ。その減少分を7-9月期には取り戻す。そして、その勢いを見て、年末には来年10月の消費税再引き上げを決断する。--これが安倍首相の描く経済の足取りだ。ところが7-8月でみる限り、この設計図にはほころびが出てきた。残るは9月だけ。第2次安倍内閣にとって必要なのは、もしかして“てるてる坊主”なのかもしれない。


      ≪4日の日経平均 = 下げ -52.17円≫

      ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

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