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経済なんでも研究会
「円安=株高」 の解析 (上)
2014-09-24-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 「円安=株高」の恒等式 = 東京市場では先週、「円安=株高」の恒等式が完全に働いた。円の対ドル相場は一時109円台、08年9月以来の水準にまで下落。これを受けて日経平均は1万6300円台、6年10か月ぶりの高値を回復した。円相場の下落は、イエレンFRB議長が「量的緩和を終了してもゼロ金利は相当の期間続ける」と言明したこと。それにスコットランドが国民投票で、イギリスからの独立を否定したことが大きな原因となっている。

円相場が下がると輸出企業の儲けが増え、株価全体が押し上げられる。この「円安=株高」の恒等式は、戦後からずっと東京市場で信奉されてきた。ただ最近は自動車など輸出企業の海外生産が拡大、円安の利益に対する貢献度は縮小している。その一方で、円安が食料や原材料の輸入価格を高騰させるマイナス面も強調されるようになった。

ところが8月以降の1か月余りで、円相場は7円も下落した。この急激な円安によって、「円安=株高」の恒等式は息を吹き返したように思われる。たとえば、みずほ銀行は「10円の円安で上場企業の営業利益は1兆9000億円増加する」という試算を発表。ほかに海外子会社の円建て利益も膨れるし、外国人観光客の増加も見込まれる。それなら株を買っておこうと、多くの人が考えるのも無理はない。

市場では年末に向かって円安はさらに進み、1ドル=110円を超えるかもしれないという予測が出ている。つれて日経平均も1万7000円から1万7500円への期待が膨らみ始めた。自動車や電機、一般機械や精密機械など、輸出関連企業には市場の中核を構成する銘柄が多い。これら市場の顔となる企業の業績がさらに好転すれば、周辺の銘柄も引きずられて上昇すると読みが広がってきている。だが、その一方で・・・。

                                (続きは明日)


      ≪22日の日経平均 = 下げ -115.27円≫

      ≪24日の日経平均は? 予想 = 下げ

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