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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 上げ潮に乗る REIT ⑪
2014-10-11-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 分配金利回り差とNAV倍率 = ともにREITが買われすぎか売られすぎかを判断するための指標。分配金利回りは、1口当たりの年間分配金を投資口価格で割って算出する。この利回りと長期金利との差が、分配金利回り差。利回り差が3%を超えると割安、下回ると割高と判断されることが多い。個別の銘柄の場合、分配金は多いに越したことはない。しかし、たとえば売却益を計上して一時的に分配金を引き上げることもあるから、買い得かどうかの判断材料にすると危ないこともある。

昨年3月に東証REIT指数が高値を付けたとき、分配金利回り差は2.6%に低下した。その後、REIT価格は調整に入っている。現在の状態はどうだろう。10月6日の終り値でみると、全銘柄平均の分配金利回りは3.42%。7日の長期金利は0.515%。したがって分配金利回り差は2.905%ということになる。この数字からみる限りは、やや買われすぎだと判断できる。

NABは、Net Asset Value の略。純資産という意味だ。REIT運営会社の純資産は、ほとんどが保有する不動産と手持ちの現金。その総額から負債を差し引いたものが純資産。NAV倍率は、時価総額をNAVで割って算出する。つまり純資産に対して時価総額が何倍になっているかを示す指標。一般株式のPBR(株価純資産倍率)と全く同じ考え方だ。

株式の場合もそうだが、この倍率が1を割り込むと時価総額が会社の解散価値を下回ることになる。したがって倍率が1を割り込むと、売られすぎと判断される。ちなみに上場されている46銘柄のうち、現在1倍を割り込んでいるのは3銘柄、2倍を上回っているのは1銘柄。あとはすべて1倍台に収まっている。

                              (続きは来週サタデー)


      ≪10日の日経平均 = 下げ -178.38円≫

      【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】

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