FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
世界経済全体に 陰り
2014-10-15-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 目立つドイツの失速 = 先進国から新興国まで、世界経済全体に陰りが広がってきた。特にドイツ経済の減速が著しい。8月の輸出は前月比5.8%の減少、工業生産も4%の低下となった。ドイツ経済省は10日「輸出は今後数か月間、非常に控えめな傾向を示すだろう」と、わざわざ注釈している。ヨーロッパ最大の経済大国であり、これまでEU経済の牽引車となってきたドイツの停滞は、各方面に大きなインパクトを与えるに違いない。

IMF(国際通貨基金)は7日、14年の成長率見通しを発表した。それによると、ドイツの成長率は7月時点の1.9%から1.4%に下方修正。これが大きく響いて、ユーロ圏の成長率も1.1%から0.8%に引き下げられた。また日本も1.6%から0.9%へ、新興国も4.5%から4.4%へと下方修正されている。この結果、世界全体の成長率も3.4%から3.3%に引き下げられた。

ユーロ圏18か国の成長率は、ことし1-6月間でゼロ。IMFでは「ユーロ圏が景気後退に陥る確率は40%」とみている。さらにアメリカの金融引き締めが近づいたことから、原油・白金・銅などの商品市場と新興国からの資金引き揚げが目立ち始めた。加えて中国経済の減速、日本の景気鈍化で、世界経済全体に陰りが広がった。

こうしたなかで、アメリカの実体経済はまだ強さを保っている。9月の非農業雇用者数は24万8000人も増加、全米小売協会は年末商戦の売り上げは4%増になると強気の予想を立てている。ただFRBによる金融引き締めが近付いてきたために、株式市場は緊張気味。そこへ世界経済全体の鈍化予想が強まってきた。アメリカ経済にも陰りが広がるようだと、世界不況の心配が生じてくる。


      ≪14日の日経平均 = 下げ -364.04円≫

      ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ

               ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.