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経済なんでも研究会
輸出の急増は一時的? / 中国
2014-10-16-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ EUの成長鈍化が痛い = 中国税関総署は13日、9月の貿易統計を発表した。それによると、輸出は2137億ドルで前年比15.3%の増加。8月の7.4%増に比べると、2倍以上の伸び率を記録している。また1-9月間でみると、輸出額は1兆6971億ドル。前年比増加率は5.1%だった。相手国別にみると、EU向けが前年比11.3%の大幅増加。次いでASEAN(東南アジア諸国連合)向けが9.3%、アメリカ向けが7.5%、日本向けは2.1%の増加だった。

一方、輸入は1827億ドル。前年に比べて7.0%の増加だった。この結果、貿易収支は310億ドルの黒字となっている。また1-9月間の輸入額は1兆4655億ドル、前年比は1.3%の増加にとどまった。中国政府は輸出入を合計した貿易総額について14年は7.5%増加させることを目標としているが、1-9月間でみる限り増加率は3.3%で目標の半分にも届かなかった。

中国はいま行き過ぎた投資が生んだ供給過剰の調整に苦しんでいる。ことし前半のGDP成長率はなんとか7.5%程度を達成したが、後半の成長率は7%前後に鈍化するという予測が多い。そんな中国にとって、輸出が急回復したことは大きなプラス材料だ。税関総署の幹部も「世界経済の回復で外需が強まっている」と喜んでいた。

しかし最近になって、世界経済全体に陰りが広がってきた。特にEUは景気後退に突入する危険性を指摘されている。なかでも、ヨーロッパ経済の牽引車であるドイツの不振が注目の的。中国にとって、このEUは最大の輸出先であり、ドイツは最高のお客さんである。はたして中国の輸出回復は、10月以降も持続できるのだろうか。


      ≪15日の日経平均 = 上げ +137.01円≫

      ≪16日の日経平均は? 予想 = 下げ

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