FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 上げ潮に乗る REIT ⑯
2014-11-15-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ マンション型は苦戦 = REITの成績を左右する要因の状況を調べてみた。まずオフィスの空き室率は低下傾向。東京都心5区の空き室率は昨年6月をピークに下げ始め、9月末時点で5.65%。5年半ぶりの低さとなっている。賃料も上昇傾向が続き、9月の平均は3.3平方㍍当たり1万6805円。前月より0.5%上昇した。大阪、名古屋などでも空き室率は低下傾向にあるが、まだ賃料が上昇するところまでは行っていない。

ホテルと物流施設の状況も良好だ。ホテルは大阪の客室稼働率が91.3%と最高の水準に。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の影響が大きい。東京も82.3%で悪くはない。外国人観光客の増加で、需要は安定している。また物流施設の空き室率は9月末で首都圏が4.9%、近畿圏は0.4%とほぼ満杯の状態。供給不足が原因とみられ、賃料も底堅い動きをみせている。

そんななかで、逆境にあえいでいるのがマンション。消費増税による駆け込み需要の反動から、なかなか抜け出せない。4-6月期の首都圏の発売戸数は前年比32%減だったが、9月になっても44%の減少と回復の見込みが立たない。近畿圏も9月は50%の減少だった。建設コストの上昇も響いている。ただ東京の臨海部だけはオリンピックの影響もあって、売れ行きが好調のようだ。

土地や建物の売買も活況を呈している。特に大企業による大型の取り引きが目立つ。4-9月期の上場企業による不動産取引額は2兆2500億円で、前年比10%の増加。地価の上昇期待と低金利が原動力になっている。このうちREITによる物件の取得額は6434億円。前年を11%下回った。これは物件の価格が上昇したためだとみられている。この点は要注意だろう。

                                (続きは来週サタデー)


      ≪14日の日経平均 = 上げ +98.04円≫

      【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】 

               ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.