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経済なんでも研究会
皮を切らせて骨を斬る? ; OPEC (上)
2014-12-02-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 原油価格が暴落した = OPEC(石油輸出国機構)は11月27日の総会で「現行の日量3000万バレルという生産目標を据え置くこと」を決めた。この決定を受けて、原油の国際価格は暴落している。原油の大輸入国である日本にとっては、思ってもいなかった朗報だ。しかし価格の暴落を覚悟のうえで、OPECはなぜ減産という手段を回避したのだろう。ナゾは残る。

原油の国際価格は、この夏から下落の傾向を続けてきた。中国とヨーロッパの経済が不振で、需要の減退が見込まれたためである。そこでOPECは減産によって、価格の維持を図るのではないかという予想も強かった。ところが案に相違して生産目標を据え置いたため、国際価格はさらに急落してしまった。

OPEC総会の直後、ニューヨーク市場ではWTI(テキサス産油)の先物価格が1バレル=66ドル台。5年2か月ぶりの安値に下落した。日本の輸入価格を左右するドバイ原油も66ドル台に。4年半ぶりの安値になった。6月のピークに比べると、なんと4割も安い。円安と消費増税による値上がり分を吸収して、なおお釣りがくる勘定だ。

OPECというのは、1960年に中東産油国を中心に結成された輸出カルテル。サウジアラビア、イラクなど12カ国が加盟。世界の原油生産の4割を占めている。1970年代には一方的に価格を引き上げ、いわゆる石油ショックを惹き起したことは記憶に新しい。こんどは逆石油ショックの様相。世界経済に与える影響は、想像以上に大きくなるかもしれない。

                              (続きは明日)


      ≪1日の日経平均 = 上げ +130.25円≫

      ≪2日の日経平均は?  予想 = 下げ

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