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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 人手不足の検証 ③
2014-12-20-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 失業率というモノサシ = 人手が過剰か不足かをみる経済指標は、いくつもある。なかで最もポピュラーなのは、失業率だろう。景気がいいと失業率は下がり、悪いと上がる。だから一般的に、失業率は景気動向をみるための指標として使われる。だが同時に人手が余ると失業率は上がり、不足すると下がる。人手の過不足をみるモノサシとしても有効だ。

たとえばリーマン・ショックで不況に陥った09年7月、失業者は364万人に増加して失業率は5.5%に上昇した。人手は過剰になり、一部企業の派遣切りが社会問題になっている。その後は景気の回復とともに失業率も低下。ことし10月は失業者が234万人に減り、失業率は3.5%に下がっている。そして現状は、人手不足が社会問題になった。

失業率は、労働力人口に占める失業者の割合。だから労働力人口が一定とすれば、失業者が増えると上昇する。景気がよくなると働き口を捜し始める人が増えて、失業者が増加することがある。すると景気は上向きなのに、失業率は上がってしまう。このためアメリカでは、失業率よりも雇用者数の増加ぶりを重視する傾向が強い。

失業率は景気の動向や人手の過不足をよく反映する指標だが、欠点がないでもない。したがって他の経済指標も同時に参照し、社会的な現象なども観察して判断を下すことが大切だ。それでは他にどんな経済指標があるのか。次週は有効求人倍率について説明しよう。

                                (続きは来週サタデー)


      ≪19日の日経平均 = 上げ +411.35円≫

      【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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