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経済なんでも研究会
ロシアは 牙をむくのか? (上)
2014-12-24-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ ルーブル防衛に懸命 = 原油価格の暴落は、世界の金融市場に予想以上の衝撃を与えた。なかでも最大の打撃を蒙ったのはロシア。モスクワのRTS株価は12月だけで約4割の値下がり。年初に1ドル=33ルーブルだった為替相場も、一時は史上最安値の79.9ルーブルまで下落した。ロシア中央銀行は70億ドルの外貨を放出して為替介入。また政策金利を10.5%から一気に17%に引き上げて防衛したが、ほとんど効果はなかった。

原油の国際相場は、ことし6月の1バレル=100ドル前後の高値から徐々に下落していた。中国やEUの需要減少が見込まれたうえに、北米のシェール・オイル生産が増加したためである。そんな状況のなかで11月末、OPEC(石油輸出国機構)が減産を見送ったことで、国際価格は暴落。一時は54ドルまで下がってしまった。

ロシアは世界最大の産油国である。全体の輸出額に占める原油・天然ガスの割合は65%に達し、国家歳入の約半分がこれによって支えられている。したがって価格の低落による損失は、計り知れないほど大きい。さらにルーブルの下落で輸入価格が高騰し、インフレが進む。そのうえ金利の上昇で景気は悪くなる。

こうした状況に直面して、ロシア中央銀行は「1バレル=60ドルが続けば、15年の成長率はマイナス4.5%になる」と予測。プーチン大統領は「最悪の場合、経済的困難から脱出するのに2年間は必要かもしれない」と述べた。ロシアは1998年にも原油価格の下落で経済が行き詰まり、デフォルト(債務不履行)に陥ったことがある。今回は大丈夫なのか。何か反撃に出ることを画策しているのか。

                                (続きは明日)


      ≪22日の日経平均 = 上げ +13.74円≫

      ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ

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