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経済なんでも研究会
原油安なのに 電気代上がる不思議
2014-12-26-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 関電が値上げを申請 = 関西電力は24日、来年4月に電気料金を値上げする申請書を政府に提出した。家庭向け料金は10。23%、企業向けは13.93%の値上げとなっている。関電は昨年春にも料金を引き上げており、震災後は2回目の値上げ。理由は原発の再稼働が遅れ、輸入燃料の高騰で利益が出なくなったためだという。しかし原油の国際価格は暴落、ガソリンや灯油の値段は大幅に下がっている。それなのに、なぜ?

電気料金を決める仕組みは、きわめて判りにくい。燃料費を中心とした発電コストに送電コスト。さらに再生エネルギーを買い取った実費、原発周辺の自治体に支払う電源開発促進税と消費税。それに燃料価格の変動を反映させる調整制度が加わるから複雑だ。再値上げの方針を表明した今回の八木関電社長の発言を聞いても、理解できないことが多い。

たとえば八木社長は「原発の停止で年間4000億円以上の燃料費が余分にかかっている」と説明した。その一方で「原油安は短期的には収益を改善させる。だが燃料価格の低下は調整制度によって料金に反映されるので、収益増にはならない」とも言っている。この論旨は、一般人には理解できないのではないだろうか。

関電には、経営的に特別の問題があるのかもしれない。しかし電気料金の値上げは、企業にも家庭にも大きな負担となる。それでなくても日本の電気料金はアメリカの2倍半、国際的にくらべても圧倒的に高い。政府は法人税の引き下げで日本企業の競争力を高め、外国企業の誘致を促進したいと考えている。だが、その一方で電気料金が上がれば、国際競争力も外国企業の誘致もあったものではない。この矛盾を、政府・与党はどう考えているのだろう。


      ≪25日の日経平均 = 下げ -45.48円≫

      ≪26日の日経平均は? 予想 = 上げ

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