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経済なんでも研究会
予算案を 斜めから見ると
2015-01-20-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 常態化した補正予算 = 15年度予算案が14日の閣議で決定した。年末に総選挙を実施した関係で、編成作業が越年。通常国会に提出されるが、成立は4月にずれ込むかもしれない。一般会計の総額は96兆3420億円で、過去最大の規模となった。14年度の当初予算に比べて4596億円、率にして0.5%の増加である。

新聞もテレビもみな、このように報道した。それが間違っているとか、悪いとか言うつもりはない。だが目線をちょっと変えて、補正予算を組み込んで考えてみよう。政府は消費増税後の景気停滞が長引いたため、1月9日の閣議で総額3兆1180億円の14年度補正予算を決定。これも通常国会に提出する。早期成立を図るが、実際におカネが支出されるのは3月以降になるだろう。

近年は年度末近くになって、補正予算を組むことが多い。必要があって組むわけだが、本予算を小さく見せるために“前倒し”している部分もありそうだ。たとえば厚生労働省は15年度予算に水道の耐震化事業費として658億円を要求していたが、財務省はそのうちの250億円を14年度補正予算で認めてしまった。

15年度予算案と14年度補正予算案の一般会計総額を合算すると99兆4600億円になる。同様に政府は13年度にも補正予算5兆4654億円を年末ぎりぎりに組んでいるから、これを14年度予算と合算すると、総額は101兆3477億円。したがって今回の総予算額は前回より1兆8877億円少ないことになる。だから過去最大の規模でもなくなる。この結果を財政再建の小さな一歩とみるか、それとも景気浮揚効果の縮小とみるか。


      ≪19日の日経平均 = 上げ +150.13円≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ

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