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経済なんでも研究会
先行きに 明るさ : GDP
2015-02-17-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 3期ぶりにプラス成長 = 内閣府は16日、昨年10-12月期のGDP速報を発表した。それによると実質成長率は年率2.2%で、3四半期ぶりにプラスの領域に浮上した。消費増税の影響が薄れたうえに、円安と原油安のメリットが出始めたことによる。ただ民間の事前予測は3.8%前後だったから、景気の回復力は予想より弱いという見方も多い。また14年はゼロ成長にとどまった。

内訳をみると、個人消費が年率1.1%増加した。消費増税の反動による支出の減退が、ようやく和らいできたことを示している。また昨年秋以降のガソリン値下がりも、家計の購買力にいい影響を及ぼし始めたようだ。しかし期待された企業の設備投資は0.4%の増加にとどまっている。また住宅投資は4.8%の減少で、まだ立ち直っていない。一方、円安の進行によって、輸出は11.4%増加と予想以上の伸びをみせた。

GDPの伸びが予想を大きく下回ったにもかかわらず、16日の株価は上昇した。日経平均は91円上がって、終り値は7年7か月ぶりに1万8000円台に乗せている。これは円安と原油安のメリットが1-3月期にはもっと大きく現われると、市場が期待したからに相違ない。個人消費と輸出が景気を引っ張って行く兆候を、10-12月期の統計から読み取ったわけだ。

ただ心配な点がないわけではない。同時に発表された10-12月期の雇用者報酬は、実質値で前期比わずか0.1%の伸びにとどまった。14年を通してみると1.0%の減少だったから、傾向としては上向いている。しかし増加率はいかにも小さすぎる。春闘での賃上げと、4月以降に予想される物価上昇率の低下に期待するしかない。


      ≪16日の日経平均 = 上げ +91.41円≫

      ≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ

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