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経済なんでも研究会
高すぎる 電気料金 (上)
2015-02-26-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 値下げはたったの60円 = 電力10社のうち北海道電力と中部電力を除く8社が、4月からようやく電気料金を引き下げる。燃料の輸入価格が大幅に下落したためだ。ただ値下げするといっても、その額はきわめてわずか。たとえば東京電力の場合、1か月に290㌔㍗時を消費する標準家庭で60円程度下がって月額8500円になる。下げ率にすると7%にしかならない。

原油の国際価格は昨年夏以降、急激に下落した。現時点までの下げ率は5割に達している。このため日本の燃料輸入価格も、昨秋から大幅に値下がりした。その影響でガソリンや灯油の小売価格は急速に下がり、企業や消費者に大きな恩恵をもたらしている。資源エネルギー庁の集計によると、レギュラーの1㍑当たり店頭価格は最近時点で135.4円。昨年7月のピーク時に比べると20%も安くなった。

電気料金とガソリン価格の下がり方を比べてみると、2つの点で大きな違いがある。1つは電気の値下げが、ガソリンよりずっと遅いこと。もう1つは電気の下げ率が小さいこと。まず値下げの時期が遅くなるのは、燃料費調整制度という仕組みに原因がある。この制度によって、毎月の電気料金は3-5か月前の輸入価格を反映して決められるからだ。

たとえば、この4月の料金には、昨年11月ー本年1月の平均輸入価格が反映される。だから原油の国際価格が下がっても、日本の電気料金が下がるまでには9か月ぐらいかかってしまう。逆に上がるときにも、同じように遅れが生じる。だから、いいではないかと言ってしまえばそれまで。でも1-2か月前の輸入価格を反映させるようにして、もう少し末端の価格変動を早めるようにできないのだろうか。

                                   (続きは明日)


      ≪25日の日経平均 = 下げ -18.28円≫

      ≪26日の日経平均は? 予想 = 上げ

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