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経済なんでも研究会
アメリカは曇り、日本は晴れ : 企業業績 (下)
2015-03-18-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 強まる好循環への期待 = アメリカの企業業績に雲が広がり始めたのとは対照的に、日本の企業業績には陽光が降り注いでいる。全産業ベースでみた経常利益は、昨年10-12月期まで12四半期にわたって増加。利益の水準は過去最高となっている。上場企業ベースの経常利益は14年度が7.4%、15年度も16.6%の増益になる見通し。

利益の源泉は企業の努力にもよるが、円安と原油安の影響が大きい。特に原油安は当初に現われたデメリットが薄れ、これからはメリットが表面化してくる。企業がこの利益を、設備投資や賃上げ、株主還元に使い始めれば、経済は好循環の波に乗る。海外の投資家は、その可能性に期待を持ち始めたようだ。

さらに日本の市場には、5頭のクジラが出没し始めた。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や3つの共済年金、かんぽ生命とゆうちょ銀行、そして日銀。これら5頭の投資能力は、合計27兆円に達する。株式投資家にとっては強力な援軍であり、少なくとも下値不安は薄らいだ。こうした条件が整ってきたため2月から3月にかけての4週間で、外国人投資家は6478億円の株式を買い越している。

ただ日経平均の上昇ぶりは、あまりにも速い。年初来の上げ幅は1800円にも達している。高値警戒感は強まりつつあり、特に国内の個人投資家は利益確定売りに回り始めた。またドル高がさらに進むようだと、アメリカの景気に不安が生じかねない。したがって最近の東京市場は、円安がむしろ売り材料になる傾向をみせている。


      ≪17日の日経平均 = 上げ +190.94円≫

      ≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ

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